もうひとつのルート
実はひとつ気になることがあった。トリウンドへのルートは2つあり、ひとつは朝来た正式ルート。もうひとつはバグス村の滝のあたりに到着する観光客はほとんど利用しないルート。あるガイドブックによると、”タフで冒険的だが景色はいい”らしい。時間に余裕があったのでこちらのマイナールートで下ることに決めた。ルートに関しては何の情報もないので、スノーラインの売店で知り合ったガイドに案内してもらうことにした。
1.スノーラインとは逆の方向に尾根を進んでいく。最初はトリウンド同様草地が多いがだんだん岩場の割合が多くなってくる。尾根を横断しているだけあり、景色が両側に開けている。
2. 右側にはマクロガンジーなどの村々。トリウンドでは谷の先に見えていた景色が、今度は横から見える。
3. 正面には平野部の町並みが広がる。このエリアは方向的に正式ルートからは見られない。朝来た道より数段ダイナミックな景色が続く。足場の悪さもこれはこれで楽しい。
4. 尾根をかなり進んだ後、やっと斜面を下り始めた。 岩の瓦礫の道をまっすぐ下っていく。
5. 途中、夏の放牧用の小屋を通過して、バグス村をすぐ下に見ながら下っていく。
6. 最後急で長い下りを経てやっと川に到着。川を渡ったところにシバ・カフェがある。ここからすぐ近くにバグスの滝がある。ガイドが飛ばしまくったため、3時間のルートを90分で走破してしまった。おかげでルートの詳細を確認する余裕がなかった。
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