The king of 茶畑
最初はカメラを向けると嫌がられるのではと心配していたが、杞憂だった。茶摘の最中でも気軽に写真撮影に応じてくれた。そして最後に住所を書いて渡された。写真をプリントしたら送ってね、ということだろう。ある女性にいたっては、ただ自分の名前の書かれた勤務表の紙を見せられた。その名前宛に工場に送ってちゃんと届くのだろうか。
農園内で多くの大人と会話したが、ほぼ全員穏やかな人達だった。 観光客ずれした人、強引な人、なれなれしい人は一人も居ない。 世の中にはこんな場所もあるのだと、少し驚いた。自然の中に隔離された環境がそうさせるのだろうか。
10キロ以上歩いたものの、地形が変化に富んでいて全く飽きなかった。国内に300はあると言われているティー・ファクトリー。その中でも1,2を争う景色ではないだろうか。予想外に良かったリプトン・ダムバテンネ農園を暫定”キング・オブ・茶畑”に認定したい。
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