ダラムサラに沈む アクティビティ編ダラムサラには、これといった観光スポットがない反面、長期滞在者用の暇つぶしは沢山ある。ヨガ、瞑想、マッサージ、音楽、料理、チベット語・ヒンディ語のコースや英語教師などのボランティアがポピュラー。ここに挙げた物の大半は短期旅行者でも試せる。 |
旅行時期: 2009年3月後半
為替: 1ルピー = 1.88円 作成日: 2009.06.02 目次補足Dal湖 |
|
近隣の村までウォーキング手軽で人気のあるアクティビティ。天気のいい午前中やランチ後の散歩にちょうどいい。
上記の道路は一応舗装されているので、車やオートリキシャでも行ける。それぞれの村の間を山道が通っていて、そこは徒歩でしかいけない場合が多い。近隣の村々の位置関係を表した地図はどのガイドブックにも載っていないので、地図購入をお勧めする。政府観光局ではA4ページ大の地図(2ルピー)が販売されている。基本情報編で紹介したDharamshalaの地図とほぼ同じ地図。ただし実際歩いてみると尺図がむちゃくちゃ。載っていない山道もある。それでもないよりははるかにまし。 写真:表紙:Naddi村の入り口あたり。 上:Naddi村のViewPoint付近。 |
||
トリウンド トレッキング“散歩”以上のものに挑戦したい人には、トリウンドへのトレッキング。マクロードガンジから雪山のビューポイントまで日帰りトレッキングが楽しめる。詳しくは「トリウンド 裏ルート・トレッキング」のレポートを参照。 |
補足 |
|
TCV(チベット子供村)訪問ダル湖のすぐ近くにダライラマが設立した亡命チベット人達の学校がある。”事前許可のない訪問者は入れません”
と書かれた看板がある一方で、ロンプラに”訪問者ウェルカム”と紹介されているため、毎日数組の欧米人を見かける。見学ツアーなどないので、自分で散策することになる。ほどんどの生徒が寄宿生活を送っている一方で近所から通っている生徒もいる。インド系の生徒もちらほら、白人の子も一人いた。生徒を広く受け入れているようだ。寄付金で運営されており、授業料は無料のはずだが、こういう非チベット人の人はどうやって入学したのだろうか。 一応事務局に声をかけてから見学開始。一番手軽に見学できるのが体育の授業。入ってすぐのコンクリートの校庭で行われるのだが、これがなんともゆるい。男女分けなし、服装や靴は制服のままで、セーターを脱いだだけ。準備体操の後、各自好きなスポーツをする。校庭がバスケット場になっているのでシュート練習している生徒が多いが試合をするわけではない。コートの脇では縄跳びやバトミントン、2つのコートの間の隙間ではクリケット、と何でもあり。体育の先生以外にも、卒業生らしき私服の若者や業者の作業員っぽいオッサンまで飛び入りで参加していた。体育の授業というよりは“運動の時間”といった感じだ。 写真: 上1: 校庭に事務局と校舎 上2:質素な教室。左下:体育の時間。準備運動を兼ねたランニング。 右下: クリケットに熱中するオジサン。 訪問に一番いい時間帯はランチの時間。1時になると、堰を切ったように子供たちが教室から飛び出してくる。駄菓子屋や小さな食堂もあるのだが、基本的には自分の寄宿舎に戻り食べる。食後、2時過ぎのチャイムが鳴るまでは自由時間。先のアスファルトの校庭は再び“運動”する生徒達であふれる。その周りのジャングルジムや砂場では低学年の生徒が群がり猿山のような状態。校庭の周りには階段状の観客席があり、なぜか母親達が世間話に花を咲かせていた。 左下: 観客席に陣取る保護者。 右下:ジャングルジム。 |
TCVへのアクセスダル湖までMALL ROADを歩き、ダル湖に沿って少し戻るとある。右手の道を行けば、アスファルトの校庭に出る。左側の道を歩けば、途中運動場への近道に出る。 補足
|
|
カングラ鉄道現在、世界遺産申請中の無名トイトレイン、カングラ・バレー鉄道。ダラムサラからバスで1時間半のカングラ駅から乗車して日帰りで戻ってくることができる。詳しくは「カングラ鉄道大作戦」を参照。 |
補足 |
|
ダライラマに謁見これを目的に来る人もいるが現在の状況は厳しい。ダライラマとのPublic Audience(という名の握手会)は法王の体調もあり、ここしばらく開かれていない。現在、ダライラマの話を聞くためには、年に何度か開かれるTeachingと呼ばれる法話に参加するしかない。1年分くらいの予定はダライラマのホームページで確認できる。ティーチングはラダック(夏)や海外でも定期的に開催される。 法王は日本にもよく来日されていて、講演会(Public Talk)という形で簡単なスピーチや参加者との質疑応答などのセッションがある。これらはチケットさえ買えば誰でも参加でき る。いずれの場合も法王を間近で見られる保障はない。 その代わり、 2000年に亡命されたカルマパ17世には謁見できる。ダラムサラから6kmのSidhpurにあるギュトー寺院で、本人が町にいれば、水曜と土曜に Public Audienceがある。フリーペーパーContactによると、開始時間は2:30PM。ダライラマとの謁見と違い、セキュリティオフィスは関与していないので、直接寺に連絡して謁見の予定を確認することになる。 写真: 上 ダライラマ公邸 下: 公邸の正面にあるツグラカン寺院の仏像。観光客はこちらのほうが目当て。 |
補足ダライラマ関係 URLどのサイトにも法王のスケジュールが載っているが、ダライラマ・ホームページの内容が一番確実。 ギュトー寺院
|
|
Free Tibet活動に参加するあくまで運次第だが、Free Tibet関係の集会に参加することができる。時々抗議デモがあるが、日程は寸前まで分からない場合が多い。何か特別な記念日に行われるデモならまだしも、中国政府への抗議の場合、抗議の原因となる事件がいつ起こるかは誰も予想できない。もしその場に居合わせることができれば、東京などでのデモよりずっと現場感を感じるだろう。私が以前キャンドル・ウォークに遭遇したことがある。参加者はロウソク片手にバスターミナル前広場に集まり、午後6時に僧侶の集団を先頭に出発。その後、外国人を含む僧侶以外の参加者が続く。バザール近くの寺院を一周した後、ダライラマ公邸のあるツグラカン広場まで行進する。 全員到着したところで集会開始。チベット青年議会の青年がスクリーンに映された映像を交えながら中国内チベット人の惨状をアピールする。参加者に外国人も多いため、スピーチは英語とチベット語で行われる。集会は7:30PMに終了。あたりはすっかり暗くなっていた。 デモではなく、単に、チベット人難民に何か貢献したいならば、毎日開かれる英語の会話クラス(初級者の会話相手)をはじめ、ボランティアの機会はいくつかある。しかし、一番楽チンなのが、日本食ベジタリアン・レストラン Lung-Taで食事すること。店の収益がチベット人難民をサポートする団体に寄付される。 写真: 上: バザールをパレード。通り沿いに店を開くインド人・カシミール人がまったく無関心なのはご愛嬌。 |
補足日本食レストラン ル ンタ文庫本の棚もあり、日本人常連が多い一方、海外ガイドブックで推奨されているため外国人も多い。NGOの溜まり場。場所はJogibara 通りの坂を下ったところ。 |
|
仏教哲学講座
(Buddhist Philosophy Class)
|
補足LTWA
|
|
袈裟を買う
|
補足 |
|
Copyright (C) 2009 Sekakoh. All Rights Reserved. |